我が家では次男がこども園に通っています。
そして、たまに冊子をもらってくるのですが、
今回はこちらの「CouLeur.はんしん版vol.57」
その中にあったある記事を読んでドキッとしたのと、
親として気をつけたいと思ったことがあったので書いておこうと思います。
親の背中を見て子は育つ
子どものココロというコラムの中に、こんな文章がありました。
子どもに「~しなさい」「~してはダメ」と教えていながら、自分が出来ていないことはありませんか。そのことを子どもに指摘されると、言い訳をしたり、開き直ったり・・・身に覚えがある方もいるかもしれませんね。
CouLeur.はんしん版vol.57 子どものココロ 交通ルール・マナーの伝え方
社会のルールを教えるのはまず 親 だと思います。
そして、ほどんどの方はそれをわかっているはず。
でも、どうしてこんな記事が書かれたのでしょうか。
やってみて、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ
山本五十六さんのとても有名な言葉ですね。
やはり言うだけじゃダメなんです。
言い聞かせるよりも【先】にやってみせる。
普段の行動や言動を子どもはよく見ています。
ついつい行動より先に口が動いてしまいますが、まずはやって見せることが大事なんですね。
子どもに謝る姿見せてますか?
そして、気を付けたいことは、
子供から指摘されたときに素直に謝れるかどうか。
「うちの子なかなか謝らないんですよね~」
「まずはごめんなさいでしょ!」
そんなことをもし言ってるとしたら、
まず自分自身を考えてみたほうがいいかもしれません。
子どもに指摘されたとき、
素直に「ごめんなさい」と言えますか?
子どもとの約束を破ってしまった時、「しょうがないじゃん」なんて言っていませんか?
言い訳する子どもの親はやっぱり言い訳をします。
ごめんなさいの言えない子どもの親は、
やはり心からのごめんなさいを言えてないものです。
不思議なもので、
こどもには「ごめんなさい」と言えたとしても、
夫婦で心からの「ごめんなさい」はなかなか言えないものです。
私事で恐縮ですが、先日夫婦でけんかをしました。
我が家の場合は、夫があまりしゃべらなくなるので、口喧嘩というよりは冷戦になります。
その様子をもちろんこどもは見ています。
そして、長男(当時6歳)に言われた言葉は
「なんでケンカになったの?」
「お父さんをちょっとでも嫌な気持ちにさせちゃったんだったら、
謝ったほうがいいんじゃない?」
でした。
正直なところ、
「ことの発端はあっちじゃん!!」という思いがあって、
言い返したくなりました。
でも、嫌だったという気持ちをぶつけたせいで冷戦になってしまい、子供たちにも迷惑をかけているのは確か。
「少しでもいけないなと思うなら謝ったら?」
と長男に背中を押され、謝りに行きました。
「○○されて嫌だったけど、嫌だという気持ちを伝えたことで、嫌な気持ちにさせてごめん。でも、それだけ嫌だったということはわかってほしい。そして、仲直りしてほしい」と。
なんででしょう。
めちゃくちゃ涙が出てきました。
子ども同士で「ごめんなさい」を言う時に、涙を流しながら言うように。
その時改めて、「これが本当の”ごめんなさい”なんだな」と実感しました。
泣きながら謝る姿を子どもにそのまま見せるのはとても勇気のいることですが、そういう姿を子どもたちはみて学んでくれたらいいなと思います。
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