川崎病ってご存知ですか?
私も息子が川崎病になって初めてその病名を知りました。
今日の検査でようやく先生からOKが出たので川崎病について書いてみようと思います。
先生の話では川崎病は年々増えてるということで、我が子のパターンが何かの役に立てばうれしいです。
少し長くなるので、
- 入院するまで編
- 入院中編
- 入院後編
に分けたいと思います。
今回は【入院するまで編】。
■最初は軽い気持ちだった。
1年ほど前の2016年11月25日のことです。
この日はちょうど金曜日。
週末に向けてちょうど兄弟揃って風邪を引いていました。
ちょっと次男だけ微熱があったので、病院へ連れていきました。
ほんと軽い気持ちで。
長男の分の解熱剤はまだ前にもらったものがあったのですが、
次男の分の解熱剤はもうなくなっていたので、
解熱剤がもらえたらOKくらいの気持ちで、次男だけを連れて近くの小児科へ向かいました。
(ちょうどおばあちゃんがきていて、長男を預けられたので、夫婦で次男を連れていくことになりました。)
次男も、微熱があるとはいえ、結構元気。
受付でも
「2~3日から熱が出てます。週末に入るので解熱剤があればと思ってきました。」
くらいしか伝えなかったと記憶しています。
名前を呼ばれて中へ。
すると「最近RSウイルスが流行ってるので、ちょっと検査だけしておこうか?」と言われ、了承して次男だけ中へ連れていかれました。
採血のためとはいえ、次男はいきなり親から引き離されたので大泣きしていましたが・・・(;^_^A
しばらくしてまた名前が呼ばれて、中へ。
そして、先生が一言。
「うーん。。。ちょっと紹介状書くから、医療センターへ行ってもらえる?」
・・・・え?(゚Д゚;)
あまりに突然のことでびっくりしましたが、説明を求めると
「検査の結果、RSウイルスではないんだけれども、他の病気が疑われます。
うちでは判断しきれないので、医療センターでもう一度よく見てもらってください。」
とだけ言われました。
今思うと、なぜそのとき病名を教えてもらえなかったのか不思議でしたが、
確定できない以上先生も疑わしいことは言わないことにしたんでしょう。
そして、その足で医療センターへ。
ちょうど遊びに来ていたおばあちゃんへ長男を預けて夫婦で次男を連れて病院へ言ったのですが、
時間も8時を過ぎていたので、夜間入り口から入りました。
■紹介状を持って医療センターへ
中に入ってから先生から説明がありました。
「川崎病の疑いがあります。」
「簡単に言うと、血管が炎症を起こす病気です。」
「この病気で一番怖いのは心筋梗塞です。最悪の場合、死に至ることがあります。」
「川崎病と特定するには条件がありますが、まだお子さんは症状が1つしかありません。」
「この1週間が勝負です。」
「処置が遅れると怖いので、このまま症状が出るまで検査入院ということになります。」
聞いたことのない「川崎病」という病気。
「最悪の場合、死に至る」という先生の言葉。
なんにも用意してなかったけど、「このまま症状が出るまで検査入院」。
■検査入院
検査入院は2日半(病院に着いたのが夜だったので、日数としては3日)でした。
川崎病を特定するための症状には
- 5日以上の発熱
- 手の平や足の裏が赤くなる
- 体などに発疹が出る
- 唇が赤くなり、舌がイチゴのように赤くなる
- 首のリンパ節が腫れる
- 眼球の白目の部分が充血する
上記6項目のうち5個が当てはまると「川崎病」と診断されて、治療に移行できるそうです。
我が子の場合、
紹介状をもってきたときは、実はどれも当てはまっていなかったのです。
次の日になり、
ようやく手のひら、足の裏がすこしずつ赤くなり、おなかに発疹が出始めました。
唇も少し赤いような?
それでも、まだ項目としては3つ。
担当の先生も、「早く治療を始めないと後遺症の確率があがる」と、ソワソワしていました。
そして3日目になり、”5日以上の発熱”という項目が加わり、
「項目が足りないけど、これ以上はもう待てない。採血の結果を見ても腎臓のこれは川崎病と診断できるから治療を始めましょう!」
とようやく治療を始めることになりました。
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