農業初心者が貸し農園を借りて最初にやったこと

2020年4月に貸農園を借りました。借りた後、初めて畑に作物を植えたので、植えるまでにしたこと、それによって学んだことや失敗談などを紹介します。今の時期にどんな植物が植えられるのか、持ち物のお勧めなど、これから貸農園を借りる方の何かヒントになればうれしいです。

借りた貸農園

借りたのは、神戸市西区にある貸農園。
私たちが借りたのは50㎡。
ここは最初に畝立てをサービスしてくれます。

畝立てが終わったよと連絡をいただいたので、早速行ってきました。

最初にしたこと

何を植えるのか計画を立てました。

ざっくりです。ほんとざっくり。
ただ、このとき、本当は何センチおきで植えるから苗は何個とか考えてた方がいいです。
絶対このあと苗を買いに行ったとき、「…結局どれだけ買えばいいの?」ってなります。(笑)

計画表については、

この本を参考にしました。

どうしてこの本にしたかというと、自然農法に挑戦したい!と思っていた時に、写真もしっかり載ってるし、初心者の私たち夫婦にとってとても分かりやすかったから。

この計画表を基に、苗屋さんに苗を買いに行きました。

買った苗と種

買ってみた苗は
・とうもろこし・・・6つ
・トマト(大)・・・3つ
・おくら←次男が勝手に入れてた(笑)・・・1つ
・青しそ・・・1つ
・赤しそ・・・1つ
・すいか・・・2つ
・さつまいも・・・20本
(シルクスイート×10、紅はるか×10)

お店の人に聞いたところ、苗も高いけれど、とうもろこしは、種でも大丈夫だよ教えてもらったので、念のために苗を6つ買ったのですが、残りは種ですることに挑戦!

家に帰って苗床を作ることに。

芽が出るのが楽しみです。

畑に向かう

植えた種から芽が出るのが楽しみですが、その前に買ってしまったさつまいもの苗が徐々に弱っているような気がしたので、先に苗だけ植えに行くことにしました。

持ち物

最初に持ってきたものはこちら

  • 移植ゴテ
  • 農業用手袋(園芸大好き母おすすめ)
  • バケツ

植えるぞー!と気合を入れて自分たちの借りた区画に来てみたけれど、、、、よくある方法ではなく、なるべく自然に優しい方法で農作業がしたいなーと思っていたのですが、初心者なので、周りの人たちの畑を見学しつつ、とりあえずマルチをすることに。

・・・で、マルチを求めてホームセンターへ。

段取り悪っ!!!

 

マルチをはる

マルチってどう貼るんだろう?って思いませんか?

なんと、買ったマルチに書いてあったのです!(え?あたりまえ?汗)

これによると、ポイントは4つ

  • 風上から風下に向かってはる
  • 水をかけて地温を上げる
  • 1週間前から準備
  • マルチを土でうめこむ
・・・・一週間前から準備するの!?
これから植えようとしているのに。。。

トグルボックス内容

・・・というわけで、これから農園を借りようとしている方でマルチを貼るつもりの方!
1週間前からの準備をお忘れなく!

では、さっそくはってみます。

水をかけたほうがいいということだったので、一応かけてみました。

・・・で、ですね。
この畝、人力でなく、トラクター?で立ててもらった畝なので、すこし幅が広かったんです。
しかもちょっと高い。
なので、そもそもマルチのサイズが合わず、マルチ止めを使うことにしました。

今回使ったのはこの2種類。



Uピンとおさえのタイプ



プラスチックのTタイプこれ。

使ってみた結果、最初のUピンとおさえのタイプのほうがいいですね!

 


土にグッってはいります。
「留めたぞー!!!」ってピンがすごーく主張してくる感じ。
でも、プラスチックのほうはやる気を感じません。
なんか止めてもすぽって抜けてくるやつもいる。。

しかし、みなさんそのことを知ってるのか全然ホームセンターに在庫がなく、、、結局プラスチック製のマルチ止めを購入。

ただ、本当はサスティナブルを目指している我が家としては、プラスチックを使うのはどうか?と思っているのも事実。
この辺りは徐々に改善していこうとも思います。

種を植える

最初は苗で植えるもんだと思っていましたが、お店で種で充分ですよと教えてもらったので、一部種に挑戦!

エンドウ豆:湯あがり娘

今回植えたのは「湯あがり娘」という品種。
この品種を選んだ理由は、近所の農家さんがこれを植えていると教えてくれたから。植え穴を空き缶で作りました。

それから種を植えていきます。

右側の穴の影があるところが枝豆を植えたところです。

気を付けないといけないことはあるかしら・・・?

苗屋さんのスタッフさんに教えてもらったのですが、枝豆は種がマメなので、取りに狙われるそうです。
なので、「いつまでたっても芽が出ない・・・」ということもあるそう。

本当は苗を作ってからのほうがいいみたいですよ!ただ、今回は、直接やっちゃいます!
本当に狙われるのか、これからが楽しみです!(笑)

しそ

次にしそです。
赤いほう。

なぜ赤しそにしたかというと、今年は自家製のゆかりふりかけを作りたかったから。
(昨年は無農薬の赤しそを購入して作りました。)

結構わさっと大きく育つそうなので、感覚をあけて植えました。

さつまいも:2種類

さつまいもは2種類植えてみることにしました。

  • シルクスイート
  • 紅はるか

です。この二つは長期保存がきくというので選びました。
たくさん収穫する気マンマンです(笑)10本ずつ購入したので、畝のはじめの方にシルクスイート、中の方に紅はるかにしました。後から思えば、列ごとで植えればよかったと後悔。
だって、どこから切り替わるかわからないんですもん。。。(涙)

何種類か植えるときはどうしたらいいのかしら・・・?

とお悩みの方は、列で種類を分けるといいですよ!ということで、植え付けてみました。

斜めに植えるとよいと書いていたので、斜めにさしています。

とうもろこし

とうもろこしは、実は種も購入していますが、まずは苗のお話。

購入した品種は「ゴールドラッシュ」です。お店にこれしかなかったのでこれにしました。

トマト(大)

ミニトマトは庭で育てよう!ということになり、貸農園では大玉のトマトに挑戦することにしました。

トマトは横に大きくなるので、今回は株の間を大体60cmほどあけています。

背も高くなるので支柱も太くて長めのものを。
(今回は180cmのものを使っています。)

スイカ

品種はわかりません。こどもたちが「美味しそうなのあったから、選んどいたよ!」と言って、かごにいれてました。

出来上がりがたのしみです。

パセリ

テレビでパセリ農家さんのパセリを見たので、ついパセリが食べたくなり選びました。

モコモコになります。
なので、すこしゆとりをもって。幅は50㎝くらいです。

オクラ

植えのパセリと同じ写真ですみません。
左側がオクラです。オクラは次男が勝手に買い物かごに入れてて、さらに、勝手にここへ植えました。(笑)
なんて自由なのでしょう。。
下調べしてなかったので、そのまま植えました。

持ち物について

今回、必要だと感じた持ち物やあったら便利なものについて書いておこうと思います。

移植ゴテ

苗を植えるとき、植え穴を掘るのに便利でした。
もともと100円くらいのプラスチックの移植ゴテを持ってましたが、1つしかなかったので新しく購入。
300円くらいしたこちらの移植ゴテは、幅も狭く、プラスチックも使われてなく、継ぎ目もなくいい感じ。
200円の差なら間違いなくこちらを選んだ方がいいでしょう。

農業用手袋

軍手はやめた方がいいです。
土がこびりついてはらうのも大変ですし、作業のあと洗うのもめんどくさい。
さらに、軍手だと結局手が汚れるんです。
なので、おすすめなのは、手のひらがゴム製で手の甲は布製。
さらに、洋服の隙間から土が入ることがあるので、袖カバーがあるものがいいですね。

バケツ

何かと便利。
道具をまとめておくのにも使えるし、水をためておくのにも使えます。
もちろん抜いた草や石を運ぶのにも。いろんなのがありますが、私はプラスチックのものはなるべく使いたくないなーと思っているので、トタン製のものを。

これはもちろん必要ですね。
何を植えるのかが大事ですが、苗なのか種でいくのか、きちんと計画を立てましょう。

マルチ(使うなら)

草を抜くの嫌だなーとか、思うタイプならぜひおすすめしたいですね。
泥はねも予防できますし、あったほうがいいです。ただ、自然農法へ移行していこうと考えてるので、マルチはマルチでも、ビニール製ではなく、草マルチを今後していきたい我が家であります。

マルチ止め(使うなら)

ビニール製のマルチを使うなら、場合によっては必要になってくるマルチ止め。
やはり、プラスチックが安価でいいですが、私のお勧めは、金属のUピンを使用するタイプです。

支柱

支柱は、夏野菜になってくると必要なものが多いですね。トマト、キュウリ、なす、ピーマン。。。。いろんな形のものがありますが、スタンダードにまっすぐのものをまずは揃えて置くといいと思います。

麻ヒモ

これは、支柱をたてたとき、苗が倒れないようにするために使います。これもいろんなタイプがあります。
ビニールタイだったり、プラスチック製だったり。ただ、我が家では、いろんな使い方ができて汎用性の高い麻ひもを採用しました。自然にも還るし、おすすめです。

ハサミ

これは、基本的に麻ひもを買うために買ったのですが、ほかにも茎を切ったりすることを考えて、しっかり切れるハサミを買いました。

ジョウロ

これが一番重要かもしれません。・・・というのも、貸農園はほかにも利用している人がいるので、ホースを使いっぱなしというのはできないのです。そういう時に、じょうろに水をためておけば取り回しも楽ですし、シャワーが優しいので植物にもいいです。貸農園のホース、意外と壊れていてストレートしか選べない!なんてこともあるので、1つ用意しておくと便利かと思います。

まとめ

初めて貸し農園を借りて、最初にしたことと、失敗談や学んだことなどをご紹介しました。改めておさらいしてみましょう。貸し農園を借りたら、大事なことは

  • 計画表を作る(何cm間隔で何株植えるかまで考えておく)
  • マルチをするなら植え付けの1週間前から準備する

それから、無駄がないように、持ち物もチェックしましょう。

  • 移植ゴテ
  • 農業用手袋(軍手より手のひらがゴムの方がいい)
  • バケツ
  • マルチ(使うなら)
  • マルチ止め(使うなら)
  • 支柱
  • 麻ヒモ
  • ハサミ
  • ジョウロ

この辺りはきちんと計画とチェックをしてから畑に向かうことをおすすめします!貸農園、借り手から家族で土に触れあう時間が出来てとても充実しました。
また新しくわかったら追記&投稿していこうと思っていますので、よろしくお願いいたします!

その後のことはコチラに↓

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貸農園を借りて初めての6月・追記アリ | みらいま ~未来につながる今がある~ 初心者ですが、今後のために恥ずかしいですが残しておこうと思います!今日は、とうもろこし、オクラ、パセリ、エダマメ、なす、ピーマン、さつまいも、トマトを一気に管理...
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